バスでも、新幹線でも、飛行機でもシートがリクライニングするように作られています。しかし、シート間のピッチ、つまり椅子の間隔が狭いと、前の人がリクライニングを倒したときに、自分のスペースががくっと狭くなります。だから、自分も倒しますね。すると、今度はトイレなんかに立つときに、とっても立ちにくい状況となります。
バスツアーなんかに参加すると、添乗員から「リクライニングは倒さないで下さい」と指示が出るのが常識になっています。ま、ほとんどが昼間ですから、それでもなにも困りません。困るのは長距離バスや、飛行機です。飛行機でも、ビジネスクラスだったらシートピッチも充分ありますし、椅子の外枠は動かずに倒すことができますから良いですが、他ではほとんどそれは望めません。それでもリクライニングするようにできています。あれが理不尽に思えて仕方がないのです。固定椅子で良いんじゃないかと。それにしても、エコノミーの4倍の金を出さないと楽ができないんだから、随分贅沢なものでございますなぁ。
飛行機と云えば、トイレに未だに灰皿がついているのはどうしてなんだろう。