安倍晋三が暗殺されてから、もう7週間経った。
あっという間だ。
ずいぶん、簡単に死んじゃったもんだよねぇ。
あれから、どんどん統一協会が蒸し返され、どんどん昔の情報から途絶えていた間の統一協会の動きが明らかになってきた。
どんどん、自民党と統一協会の関係があからさまになってくる。
勝共連合のことや、世界日報、ワシントン・タイムスのことがこんなに知れ渡っていなかったことにはかなりショックを受けた。
あまりにも知らなさすぎるじゃないかと。
文鮮明のことは私はサン・ミョン・ムーンと覚えていた。
彼が死んだ後、カミさんがこんな事になっているとは知らなかった。
LGBTQsについての動きといい、選択的夫婦別姓についても、ずいぶん頑なな、理屈のつかない、論理的な説明のされない自民党や、その支持者である虎ノ門ニュース方面、つまり櫻井よしこ、高市早苗、丸川珠代、曽野綾子、金美齢、稲田朋美なんてあたりのいわゆる歴史修正主義的、盲目的大日本帝国万歳方面の人たちによる反対宣言の気持ち悪さがどこに基本があるのかと思ったら、世界・平和・統一・家庭なんて言葉の羅列詐欺グループ、そのままだったという事だった。
そうして考えると、山上徹也容疑者が起こした大事件は本当にこの国を揺るがすような、いや、既に揺るがしている出来事だったということだ。
安倍晋三が本当にこんな簡単にこの世から退場してしまうとは思いもよらなかった。
彼はもう一度復権してこの国をサン・ミョン・ムーンの運動と連動し、日本会議と手と手を携えて、皇帝になりたかったのではなかったのか、なんて妄想まで膨らましてしまう。
逆に、これまでのさまざまな大嘘の全てを糾弾に糾弾を重ねて、完膚なきまでにギャフンといわせて、実に落ちるところまで落ちたところを白日の元に晒して、彼の晩年をあからさまにして、お引き取りをいただきたかったと、残念で、残念で仕方がない。