ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

週末

隅田公園 台東区

 本当にあっという間に次の週末がやってきた。今週は色々あった。というとまるで現役で仕事をしていたときの頃のようだけれど、あの頃に比べたら、実に静かなものだ。

 しかし、静かではないのが電車の中で、週末になると電車の中も様々だ。例によってシルバーシートを狙って電車に乗るが、週末恒例で、昼過ぎのシルバーシートの半分は若者に占められる。それでも良いんだね、自分は座っているからね。行きの電車では、多分アジア人観光客一家と思しき6人組が乗ってきて、母親と三人の子どもが座った。父親はバカでかいトランクを引っ張り、その前に立つ。子どものうちの一人の少女は10代中頃か。今頃だけれど、あの「ボロボロ穴ジーンズ」をはいている。あの手のジーパンを最初に履いたやつは一体誰なんだろうと思う。結構勇気が要って、しかし、それで結構世の中睥睨した感があったんだろうなと思う。しかし、それを単にモノマネしてんのは、そんな気概があるわけでもないし、その世代によくある、便乗して仲間意識を勝手に自分のものにする感覚なのかなと、自分の60年前を思い出している。ボォ〜っと立っている若者が電車が駅についても降りる人がいるとは思ってもいない様子で道を開けてくれない。失礼!といって出る。

堀留児童公園の銀杏もちょっと色づく

 人形町の駅はとても入り組んでいて、何度降りてもどこにどんな地上への出口があるのかよくわからない。一定の場所から出るのであればすぐに慣れるのだろうけれど、てんで勝手な位置で電車を降りて、手近の手段で地上に上がると、自分がどこにいるのかわからなくなる。気がつくと、全く方向違いに歩いていた。どうもおかしいなと思って90℃曲がると先日歩いたとおりに遭遇。
 堀留児童公園では「堀留公園マルシェ FROM EAST」というイベントを今日明日の予定でやっていた(こちら)。そんなことをいっては何だけれど、ま、バザーみたいなもんかな?マルシェというイメージではない気がする。
 そんなことをいっていると、COREDO室町に行ってみると1と2の間の道でも何かそれに近いようなイベントをやっている。この週末はそんなことに向いている週末なのかね。

 帰りは例によって銀座線で帰る。地上へ出るエレベーターで若者が扉を押さえて「どうぞ」といってくれる。丁寧にお礼をいう。スーパーでカゴを出しながらキャッシャーのおばさんに「これをください!」といったら「えっ!」といわれた。「あ、いや、これをくださいといっただけです。こんなこという客いないよね」といったら喜んでもらえたらしい。