集合住宅に差し込む日差しが日に日に横からになってきていて、地球の23.5度の地軸の傾きを感じる季節になってきた。うまくしたもので、奥まで差し込むようになると、陽射しは弱まるわけで、これが真夏の如き陽射しであったら、とても生きていけない。そして申し訳ないように、太平洋沿岸の関東平野に暮らしているから、冬も雲が垂れ込めるわけでもなく、カラッと晴れて、比較的温暖(今年は特に温暖)に暮らしている。新潟に暮らしている友人からはしょっちゅう羨ましいねといわれる。
かつての私達はいわゆる「生涯雇用」とでもいうような雇用形態が当たり前で、今のように労働者のほぼ45%が非正規雇用労働なんていびつな形態ではなかった。その状態で作られていた高齢年金制度が、こういう労働状況になったらうまく動かなくなるのは当たり前であって、現在の年金制度のアンバランスな有り様は、まさに小泉純一郎-竹中平蔵が作り出したもので、彼らには大きな責任がある。その後も放りっぱなしにしてきた自民党政権には大いに責任があるのにもかかわらず平気の平左を装ってきた、支援者、つまり有権者そのものにも同じように責任はある。
その根幹には税制が大いに関係してくるわけだけれど、今語られている103万円の壁云々なんぞという大変に限られた範囲の議論では終わらないのであって、法人税を含め、消費税ももちろん絡めた全体的な仕組みを再構築する大手術が必要だ。それを自公維国が真剣に取り組もうとするかといえば、とてもやるとは思えない。自衛していかなきゃならないのだろうけれど、もう私には時間が残されているとは思えない。
77歳のロイヤル・リムジン社の運転手の月収が60万年を超えると聞いて、タマゲた。
先週の土曜日に大学の放送研究会が創部70周年記念のパーティーを開いたと聞いた。70周年と聞くと歴史があるんだなぁと思うけれど、私が所属していたクラブだって今年で、多分57年位にはなるんだからとそれほどのことではないじゃない。彼らの部活は媒体はとんでもなく変化してきているけれど、現場自体は大して変わっちゃいないわけで、現役とのつながりも延長線上に存在する。しかし、こっちはもう時代、時代で大きな変わり方をしているから、全然繋がらない。そろそろ集まっておかないとドンドン人がいなくなるんだろうなぁ。
徳光和夫と土居まさる(芸名 本名は平川巌彦)が同期だったとは知らなかった。