ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

6月になると

 毎年豪州がらみの集まりが必ず2週間連続であるのだけれど、後半の方が今年は福島で、往復を鈍行で行き帰りしてみようかという気になり始めた。大して時間が掛かるわけではないけれど(片道6時間ぐらい)、最低2回は乗り換えしなくちゃならない。「ながら」を使って呉まで鈍行で往復したことを考えればまだ良いのかもしれないけれど、なにしろ乗り換えに時間がない。そこでわざわざ宇都宮で1時間ほど時間を取って、餃子定食を食ってやろうと密かに(もう密かじゃないけれど)企んでいる。はてさて、どうなることやら。

口蹄疫

 今度の宮崎の口蹄疫の蔓延は農家に相当な被害を及ぼしているけれど、その範囲は桁外れのようでおどろおどろしい。
 それにしても日本各地の国産のブランド牛は大半が他から子牛を仕入れて、それを飼育して、その土地のブランド名にして出荷するというのだけれど、ということは牛肉の品質というのは飼育地の環境によって大きく変わるということなのだろうか。
 それにしても、感染してしまったら、あるいは感染していることが推察されるとしたら、即座にそれを処分しなかったら次の感染が容易に想像できるわけで、直ちに処分してしまわなくてはならない。それをここまで育てた農家が不憫だとしていたずらに処分を遅らせるとか処分対象から排除してみるなんてことをしていたら、周囲地域への感染を容易たらしめるばかりか、日本の畜産業の崩壊を招きかねない。
 「こんな種牛まで殺処分しなくてはならないのか!!」なんて記事でその遅れを引き起こしかねない記事を書かないでいただきたい。それこそ世論のミスリードだと思う。

朝飯

 随分前にも書いたかもしれないけれど、私の朝飯は毎日殆ど同じものを食べている。というよりもぼぉ〜っとした頭で作るためには毎朝同じものだと手が自動的に動いて間違いも少なく、失敗がない。
 まずお湯を沸かす。その間に玉葱とジャガイモ、ピーマンを賽の目に刻む。お湯が沸いたらコーヒーを淹れる。野菜を電子レンヂでチンとする。ボウルに玉子とハム、チーズとチンした野菜を入れて塩胡椒。フライパンで弱火で焼く。パンを焼く。
 つまり具だくさんオムレツとトースト+コーヒーというのが定番朝食。今のところ飽きる兆候は見えていない。食い過ぎかもしれない。活性酸素だらけの私の身体は食い過ぎでこれに輪を掛けているのか。

日曜日のテレビ

 今日は朝から全くテレビをつける気がしない。どうせどこもかしこも結果を出すことのできなかった、結局元の木阿弥だった民主党普天間移転交渉を徹底的にこき下ろす物言いばかりになるに決まっているからだ。最後のテレビ朝日の昼の番組でも、テリー伊藤ってのが口から泡を吹きながら「ザマーミロー」状態でまくし立てるに決まっている。
 どうも鳩山由紀夫のやり方を見ていると中学生時代の自分、若しくは仕事で追いつめられていた頃の現役時代の自分を見ているような気がする。起死回生の逆転満塁ホーマーを打ち込んでそれまでに失ってきた親の、あるいは上司の信頼を一気に取り返そうとしていた。
 そんなこと、今この時点で宝くじが当たって、一気に追い込まれた自分の家計が、ある日突然超優雅な篤志家という立場に逆転できるんじゃないかと思い込んでいる老人の妄想にしかすぎないことになかなか気がつかない。
 話がこんがらかってくるなぁ。つまり、ひとつひとつ地道な作業の積み重ねしかないのに、一気に結果を出そうとするから、そこにつけ込まれちゃうという、実に稚拙なやり方なんだもの。それでなくても普天間を、そして沖縄の今現在置かれている状況を根源から見直そうじゃないかという動機は、それはそれは崇高なものであって、これまでの自民・公明がなし崩しに押しつけ続けてきたものを挽回しようとするものなのだ。そしてそういう政治体制を選択してきた日本の全国民がその間違いに気がついて彼等から主導権を取り返したという画期的な判断だったのに、これでまた表面的なことしか見つめることをしない人たちが無責任にも「どうでも良いや」という態度に取らせる言い訳を作ってしまった。
 しかし、こんなことで放りだして良いものではない。
 民主党をたたき落とすためにはどんな手だてだって取って、またぞろ分からない内に自分たちの儲けのためだけに政治を、霞ヶ関を動かそうとする輩の手にこの国をゆだねてはならない。
 それにしても辺野古の海をどんな具合にでも埋めるだなんて愚策を許してはならない。君たちにあの海をヘドロにまみれさせても良いという権利はないよ。


 ところで、普天間を返還して貰ったとしても沖縄には嘉手納、その他にまだまだ米軍の基地はあるわけだけれども、それでもいわゆる抑止力というものが失われるというのはどういうことなんだろうか。海兵隊がいなくなると機動力がなくなるということなのか。じゃ、逆に言うと、普天間さえ残しておけば、あとは全部返還して貰ったとしても中国や北朝鮮に対する抑止力は大丈夫ってことなんだろうか。