ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

アクセンチュア

 米国、ロックフェラー系企業。かつてはアーサー・アンダーセンといっていた。会計事務所だと思っていた。成田の乗客指紋照合システムを10万円で請け負って、通り過ぎる人間の指紋情報をすっかり入手していると噂されている。なにしろ各国政府の中に深く入り込んでいる。
 こんな個人情報が絡む部分にどうして米国の民間企業を起用するのだろうか。いやいや、日本の民間企業だろうと、それは同じことではあるのだけれど、どうしてこんな仕組みで発注してしまうんだろうか。先日の遠隔操作パソコン誤認逮捕事件と同様で、この場合の発注元がそうした仕組みを看破する力がないということなんだろうか。

大笑い

 笑う時に、私は「ホホホ」とか「ウフフ」と笑うことができない。ウワッハッハ!と笑うことしかできない。だから、寄席なんぞへ行くと馬鹿笑いしている。爆笑する。さぞかしうるさいことだろう。特に私の前に座った人たちは大いに迷惑を被っているに違いない。しかし、どうしたって、そんな時、そんなところでは無意識のうちに馬鹿笑いをしている。意識して留めるということができない。
 単純なんだろう。それなのに、くしゃみや、咳を大きな音を立ててする人が許せないような気がする。勝手な奴なのだ。
 教会で唄う時も小さな声で歌うことができない。どうしても大きな声で歌ってしまう。するとあとできっと前の席の人が振り返って私を見る。
 多分だから、サークルの後輩達が東北に旅をしたのに、声が掛からなかったのだろうなぁ。

おひとり

 訪問介護に従事している人から見たらそんなの珍しくも何ともないと云うことだろうけれど、高齢者の一人住まいという所帯が増えているはずだ。
 ちょいと前の統計あたりで全所帯のうちの45%くらいが単身所帯だというのも驚くけれど、そのうち65歳以上の単身所帯は2割くらいだと云うから、全体で見ると全所帯のうちのおおよそ一割は高齢単身者だということになるのだろうか。しかも、男女それぞれの平均寿命からいったら女性の方が当然長生きなんだから、そのほとんどは女性の一人住まいということか。
 横浜の職場に通っていたころに、同じ区から通っておられる先輩の方がおられた。おおよそ一回りちょっと年上の方だった。先日、区が主催する線画のクラスに申し込んでいってみたら、その方に20年ぶりくらいに遭遇した。正確にいうと10年ぶりだ。というのはたまたまバスの中で出逢ったことがある。あれはバスの中だった。
 元々優しそうな人だったけれど、ご挨拶して話したら、既にお一人で暮らしておられるのだという。お元気そうですね、と話しかけると「いや、もう頭が悪くなってねぇ」と仰るのだ。ご自分の記憶や認識がはっきりしないことがあるらしくて、それを「頭が悪くなった」と表現しているようだ。ちょっと意味合いが違っているような気がしないでもないけれど、ご自分の気持ちなんだろう。私はクラスに行ってはそこでちょこちょこと描いているのだけれど、その先輩は気が乗らないと、じっと他の人が書いているのを見ているし、気分が悪いといって先に帰ってしまったりしている。
 現役中からもほとんど挨拶をするだけ位の関係だったのだけれど、日頃どうしておられるのかと気になる。

矛盾

 ここの原子力発電所の安全性については、第三者の立場から原子力規制委員会が判断するのだと枝野幸男経済産業大臣は、社民党の阿部議員の質問に答えて答弁した。
 しかし、この規制委員会の田中俊一委員長は君たちが選び出して任命しただけだというのが実態だ。なんということもない内閣の紐付きなのだ。

2012年10月31日のツイート