ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

イベント終わる。

 天気予報は夕方からの雨を告げる。寒いともいう。フリースのジャケットで出かける。それほど寒くならず、結局もてあます。
 イベントは予想に反して100名を超える参加者で驚く。結果として私の予想が当たった。準備したものすべて100名分だったので、いくつか払底したものがあった。最初のシンポジウムでは、余りフロアーからの発言がなくて隔靴掻痒たる思いがあったけれど、指名して発言を求めると、やっぱり自分の意見を見事に提示される。この辺が昔からこのグループの傾向であることは間違いがないんだなぁと思う。
 しかし、準備期間の短さ、メンバーの確定の困難さにもかかわらず、これを仕切ってくださった知人に深謝。やっぱりこの手のものはメンバー自身から立案される方がよい。メンバー自身からやろうという意見が出るものを育てることなら意味はあるが、こちらから提示して無理強いするのはやはり難しいのかもしれない。しかし、これも時間の問題で、早晩ある種の活動が始まるのではないかと思う。職場で語ることができない悩みを持つひとりひとりが、(幻想かもしれないが)共通に持つであろう出発点に立ち返って語ることによって、なんらかの場を見つけることができればなぁと思う。しかし、そんなことはよけいなお世話なのかもしれないのである。この辺を議論していきたいと思うがなかなかそこに到達しない。
 100名ほどの人が集まると私を敬遠している人にも気づく。自分が苦手だな、と思っている人はやはり私を苦手だな、と思っているようである。
 場所を移して次のプログラムにはいる時に、鍵を預かっていたことを忘れて片づけに入る。あっと気がつき、あわてて4階まで駆け上がり、太ももが上がらないことに気づく。大顰蹙であった。
 懇親会になってまた参加者が増える。食べ物の準備を多めにしておいて良かった。すべての片づけを終えると、いくつかのグループから声がかかる。たまたま同じお店で二次会に入っていたので、あっちからこっちへ渡り歩く。イタリアでのボランティア活動から帰ったばかりの女性の話を聞きながら、やはり日本人はもっともっと外に出てこれまでと異なる文化、価値観を見ることがまだまだ必要だと感じる。