ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

何が起きているのだろう

 私の母校はこの春大きな転換期を迎えている。たくさんの学科が新しくできている。これは私学としては例外的なことではないだろう。何しろ高等教育機関も学生数の絶対的な減少で生き残りをかけたアイディア合戦になっているからだ。あっちもこっちも新しい学部、学科がどんどんできているようだ。電車の中吊り広告を見ていると様々な大学がいろいろな切り口で「さぁ、おいでおいで」と手招きしている。だけれども、実際に教育機関教育機関として魅力を表すのはやっぱり人であることは間違いがない。それは魅力的な事象、事柄を、魅力的に、そして興味をそそるように語ることができる、そんな人々と、そんな場を提供し続けることができるのか、ということではないかと思う。上から下までキーパーソンが入れ替わったこの春、わたしが今ではどうしてもはずして考えることのできない母校がいかなる側面を見せるのか、とても興味深い。その点で、今後の公開講座や公開シンポジウムなどの企画があまり公表されていないのが気がかりである。