ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

またTAKE THAT

 昨夜は21時半頃に睡魔に襲われ、何をすることも出来ず、そのまま寝入ってしまった。いぎたない生活である。こうしてどんなときでも眠ければ寝るという生活を送ると、堪え性のない人生になってしまうわけで、だから人は加齢とともに我慢するということができなくなるというのだろうか。
 日付が変わった辺りでふと眼が覚め、伊武雅刀の「ジェット・ストリーム」を流しながらその後の松岡情報を読む。すると、ものすごく懐かしい「How Deep Is Your Love」がラジオから流れるのだけれど、どうもビージーズとは違う。するとその次がなんと「Back for Good」だ。そうそう、唄っていたのは"TAKE THAT"なんである。
 前にも書いたけれど、「Back for Good」は1995年の中頃から翌年にかけて、当時暮らしていた街のラジオで爆発的にかかっていた曲である。私の中では<この曲=あの街、あの国>なんである。ひとりで車をさがし、家を探し、環境をつくり、あそこでの仕事の将来にまだ夢を持っていた頃だったから余計に想い出として複雑なものが蘇ってきてしまうのだろう。"TAKE THAT"はあれから10年経って再結成だという。とは云っても曲に想い出のある私には彼らがどうなのかという点は全く興味がない。本来的には曲というものはそういうものでよいのではないだろうか。つまり、それを創り出しているファクターの個性については別物で、曲そのものの個性で語られて良いという意味だ。とはいえ、小説という創作物も本来的にはそうしたものなのではないのか。作者の個性そのものは本来的には作品とは別物だと。それを繋げて論じるのはあくまでも解説であって、それは作品そのものの純粋なパフォーマンスではないと。尤も、こんなことはず〜〜っと昔からとっくの昔に論議尽くされているに違いない。てな訳で止め。
 それにしても「Back for Good」は聴いていると「帰ってきてね」ソングだったのね。