よく知らないうち、この10年くらいの間だろうと思うけれど、冬の日本への外国からの観光客がどんどん増えているらしい。詳しい状況を把握するデーターを持ち合わせていないけれど、バブルだった豪州から冬の北海道へのスキー客の増加は随分有名だ。道やら噂によるとニセコ周辺では豪州資本による施設の運営まで行われているらしい。昔は日本資本が同じように外国のリゾートへ日本人好みの日本人向けの運営をするのが流行ったのだけれど、今や逆のパターンだ。ケアンズでは日本の会社が運営する船に乗って秋のグレート・バリア・リーフで遊んだ想い出がある。ところで外国からのスキー客は北海道でのオージーだけに終わっていないようだ。白馬地域だって例外ではないらしくどんどん外国人スキーヤーが増えているという。そういえば先日北信の渋温泉から湯田中駅に向かうバスの中でスノー・ボードを抱えた、コミックを読んでいる白人青年に遭遇した。実に旅慣れた雰囲気だったから彼は日本に住んでいる外国人だろう。そういえば長野電鉄で小布施や須坂の街に出かけた時に長野電鉄の電車の中で随分外国人に遭遇した。かつてはこの界隈でほとんどそうした風景に遭遇することがなかった。それだけ日本が知られてきているということなのだろうか。