この話はきっと随分話題になっていることだろう。特に男性なんだけれど
- 横浜市青葉区 81.7歳
- 川崎市麻生区 81.7歳
- 東京都三鷹市 81.4歳
- 東京都国分寺市 81.4歳
- 東京都練馬区 81.2歳
- 長野県箕輪町 81.1歳
- 長野県小布施町 81.0歳
- 東京都小金井市 81.0歳
- 熊本県益城町 80.9歳
- 東京都目黒区 80.9歳
東京、横浜の地区が7地区だ。それもみんな下町じゃない。特に青葉区なんて戦後もかなり経ってからの東急が開発した郊外の分譲地だ。当時あの辺は空き地ばかりだった時代だ。その他の6地区も含めてもみんな戦後に大きくなった都心に通うサラリーマンのベッドタウンだ。ということは多摩ニュータウンと同じように世代の交代が進んでいない、つまり第一世代がそのまま住んでいるという地区なのではないだろうか。いやいや、高齢化率が最も高いのは東京都内では台東区といわれていたけれど、そうした地区はどうなっているのだろうか。
東京都23区
- 千代田区 :男:79.0 女:85.4
- 中央区 :男:79.2 女:85.3
- 港区 :男:80.0 女:85.8
- 新宿区 :男:79.4 女:86.0
- 文京区 :男:79.4 女:85.6
- 台東区 :男:76.7 女:85.0
- 墨田区 :男:77.7 女:84.5
- 江東区 :男:77.8 女:84.6
- 品川区 :男:78.8 女:85.5
- 目黒区 :男:80.9 女:87.0
- 大田区 :男:79.0 女:85.5
- 世田谷区 :男:80.6 女:86.8
- 渋谷区 :男:80.5 女:86.7
- 中野区 :男:79.6 女:86.1
- 杉並区 :男:80.7 女:86.6
- 豊島区 :男:79.1 女:85.9
- 北区 :男:78.0 女:85.4
- 荒川区 :男:77.6 女:84.6
- 板橋区 :男:79.3 女:85.8
- 練馬区 :男:81.2 女:86.8
- 足立区 :男:77.6 女:84.4
- 葛飾区 :男:77.7 女:84.5
- 江戸川区 :男:77.9 女:84.3
男性の平均寿命を見ると練馬区-目黒区-杉並区-世田谷区-渋谷区-港区-中野区-新宿区-文京区-板橋区-中央区-豊島区-千代田区-大田区-品川区-北区-江戸川区-江東区-墨田区-葛飾区-足立区-荒川区-台東区という順序になって、これは明らかに下町の方が短い様だ。何がその要因だろうか。これは全くデーターを見ていないから知らないけれど、ひょっとすると一人あたりが医療機関にかかる回数を比較したら秘密が分かるかも知れない。そしてそれは後期高齢者の医療を考える上である姿が浮かび上がるのかも知れない。
女性の平均寿命のトップと23位との差に比べると男性の場合は差が大きい。なんだか男はやっぱり辛そうだ。男の平均寿命上位30位のうち東京都と神奈川県が17地区を占める。どういう意味なんだろう。医療機関の充実度か?
生データーはこちら。