真夜中になってもアクセスが減らない。皆さん起きておられるご様子。深謝。
娘が連れ合いに「なんで正月は両方ともとがった箸で食べるのか」と聞いておる。あの白木の両端とも鉛筆削りで削ったような箸である。それが「寿」と書いた袋に入っているあれである。そういやぁ、そうだ。なんで正月はこれなんだろう、と思ったけれど、黙っていた。すると連れ合いが「自分が食べるときには神様が一緒にお食べになるんでそのために両方とも削ってあるんだよ」というのだ。へぇ〜！そりゃ知らなかったぞ。やや、恐れ入ったのである。するというと私が箸を使う度に向こうの端を使って食べているんだ。だから昨日はやたら迷い箸をしてしまったということだな。私が松前漬けを食べようとするのに、神様は黒豆を食べたがったということだろうか。知らなかったけれど、「ほぉ〜！良く知ってるなぁ」とはいわなかった。向こうがその気になるとあとが辛いからだ。
箸勝本店のサイトには「神と人が一緒に使えるよう、お箸の両端が細くなっている両口箸」と書かれている。
