ほぼ足りてまだ欲 その先

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箱根駅伝 復路

 8区の学連選抜の中村君は抜かれてしまった。城西大のたすきが途切れた。東洋大が初優勝。繰り上げがほとんどなかったのは各校の力が近いということになるけれど、それは高いレベルに、なのか、低いレベルになのだろうか。
(追記)0901031451
 東洋大の優勝タイム:11時間9分14秒は昨年の駒澤大学の優勝タイム:11時間05分00秒に比べると記録は遅い。
 かつての関東学生選抜は本当に「おかず」という感じだったけれど、最近では10位以内に入ってくるところに来ているということは選手の偏在が昔ほどではないということになるのかも知れないけれど、実は予選会組とシード組との差はかなり大きいのが、予選会から本戦に出場できる学校がなかなか増えないという点を見てもわかるのではないだろうか。例えば今回の青山学院大は毎年予選会で当落線上を争っていたけれど本戦には出てこられなかった。ようやく今年は久しぶりに出場できたけれど、結局最下位(城西大が途中棄権)。出場校20校という制限は緩和されないのだろうか。トップからの差20分で繰り上げスタートをそのままにしていけば、増やしても大丈夫なんじゃないだろうか。

 追記:090110 朝日新聞Be2を読んでいたらスポーツ・ジャーナリストの生島淳が「箱根駅伝は経済戦争だ」という記事を書いている。箱根駅伝が入試願書提出直前に行われるイベントでここでの成績で受験生が特段に増えるというのだ。思わず頷いてしまう。それまで全く知られていなかった山梨学院大中央学院大といった名前は駅伝ファンの中では知らない人はいないし、一般的にももはや充分なまでに周知されたであろうことは火を見るよりも明らかだ。さぞかし今年の東洋大は、この通りになれば充分なまでの投資をしたという結果を得ることになるのだろう。塩川正十郎総長のカンラカンラの高笑いが聞こえそうだ。