自民党の党改革実行本部（武部勤本部長）は2日、国会議員の世襲制限について、次期衆院選からの適用は見送る方針を固めた。早期導入には民主党に対抗する狙いがあったが、党内の混乱を避けるため現職議員を対象外としたことで、かえって世論の批判を招きかねないと判断した。10日にとりまとめる改革案は「次の次の衆院選からの実施」で意見集約する。【田所柳子】（毎日新聞 2009年6月2日 東京夕刊）
もう大笑い以外の何ものでもない。盲従の手下、武部が小泉の息子を公認しないんだとみえを切ったら「そんなのどうせ無所属で立候補して受かったらすぐに自民党でとりこみゃいい、と思ってやってんだ」といわれてネタバレになっちゃった。さて、どうするんだろうと思っていた。より一歩を勧めて世襲議員をより除外する方向性を打ち出すのかと思ったら、なんと後ろに下がっちゃった。次の次に繰り越して見たのは良いけれど、その時にどうするのかを決めなくちゃならない。なんだか一族に男子が誕生してしまったら即刻女子の跡継ぎについて語るのをやめてしまった繰り越しと同じようだ。ただし、こっちは「次の次」は結構早めに来ちゃう。
相当に「格好わりいぃ」なぁ。
