ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新宿

 今年になって初めての新宿・保阪正康。いつもより、少し人数が減少したかも知れない。多分この集まりはずっと聴き続けている人たちなんだと思う。今日から新しいシリーズなんだけれど、一回目だからどうのこうのという仕切りも何もない。
 最近の若い人たちがどの様に昭和という時代を捉えてきているのかという点について、話を聞く。考えてみると私が物心ついた頃、まぁいつと限定できないのだけれど、概ね中学生の頃だろうか、当時の私にとっては東條英機という人とその名前はもちろん知っているけれど、どれほどの意味を持つのかについてはすでに過去の人となっていたと思う。それを様々な書物を読み、様々な人の話を聞くことによって初めて認識したといって良いだろう。その点では戦中に物心のついていた世代ともまた大きくその受け止め方が違っていてもおかしくはない。ましてや戦後40年も経って産まれてきた世代がどのように捉えるのかといったらまた大きく異なってもおかしくはない。しかし、それがひとりひとりのその世代を生きた人たちが訴える事実としてではなくて、むしろ当時のシステムとして存在した戦争を捉えるのであったなら、私たちはどうするべきなのか、という問題があるはずだ。
 寒い風の吹く日には久しぶりに水山にいってちゃんぽんうどんを食べる。「どうしたんだ、ちゃんぽん!そんなに痩せちゃって・・・」