ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

もう選挙戦が始まっているんですか

 今年は参議院議員の選挙があるんだそうで(随分他人事のようではあるけれど)、どんな候補者が出るんだろうなぁと思って戯れにそんな予想があるのかなぁと思って探したら、案の定もうとっくに新聞なんかがそんなリストを掲載してある。予想とは書いてあるけれど、もうすでに既成事実のようだ。
 あ、だから、三年前の選挙でおっこっちゃった爺さんのポスターが近所に張ってあるのかと気がつくという始末で、ノホホンと暮らしているんだなぁとほとほと感じ入り候。
 で、ある政党のこの辺の比例区リストに見たことも聴いたこともない男の名前が書かれていて気になった。ひょっとしたら検索したら引っかかるかと思ったら思いっきり引っかかった。そしてその彼のブログにこんな文章が書かれていた。

 自民党は強者の味方でも弱者の味方でもないのです!そのような階級闘争こそ、我々自由民主党の最も忌み嫌う「共産主義的・社会主義的」思考であり、我々自由民主党は、我が祖国日本を愛する、全ての日本人の味方なのです!

 あ、なんだ、どこの政党が一発で分かっちゃったじゃないの。ま、それはどうでも良いんだけれど、彼がいっていることが大変に閉鎖的な視野の中で構築されているのにいささかショックで。「強者」というものがどんなものを意味し、「弱者」というものがどんなものを意味するのか、そして「祖国を愛する」ということがどんなことを意味するのかというところが大きなポイントなんだろうねぇ。
 なるほど、彼がいうように自民党は小さな政府を目指しているんだものねぇ。理想は多分共和党アメリカなんだろうねぇ。貧乏人やアンラッキーな連中はしらねぇよってことか。
 やれやれ。