東日本大震災後、震源域の南側にひずみが残っている可能性があり、大地震が起きる恐れがあることを米カリフォルニア工科大などの研究グループが20日付の米科学誌サイエンス電子版に発表する。(こちら)
今回の地震で、地下の断層のすべり量は一様ではなく、数メートルから約50メートルまでばらつきがあった。最も大きくすべった場所は、宮城県沖の日本海溝付近で、長期間、地震が起きていない場所だった。陸のプレートに沈み込む太平洋プレートに古い海山などがあって沈み込みにくく、500〜千年間、ひずみをため続けたと推定した。
研究チームの解析では大震災で震源域とはならなかった茨城沖は、長期間、マグニチュード8以上の地震が起こっておらず、ひずみがたまっている可能性がある。過去の地震活動には不明点もあり、ひずみの蓄積量は不明だ。(Asahi.com 2011年5月20日5時12分)
そういえば最近茨城沖を震源とする小さな地震が続いている。そんなことをいっていたら本当にありましたぞ。
- 20日20時16分茨城県沖 ( 北緯36.3度、東経141.1度)で震源の深さは約40km、M4.0
- 20日20時04分茨城県沖 ( 北緯35.9度、東経141.0度)で震源の深さは約20km、M3.3
- 20日17時53分茨城県南部 ( 北緯36.0度、東経140.1度)で震源の深さは約70km、M4.6
- 20日09時46分茨城県沖 ( 北緯35.8度、東経141.3度)で震源の深さは約30km、M5.8
- 19日22:42 M3.3 茨城県北部
- 17日22:41 M4.0 茨城県北部
- 14日06:49 M4.8 茨城県沖
- 14日01:28 M4.3 茨城県北部
- 13日22:56 M:3.2 茨城県南部
- 13日22:54 M:4.2 茨城県沖
- 13日22:51 M:4.3 茨城県沖
- 13日13:48 M:2.9 茨城県北部
- 13日13:03 M:3.1 茨城県北部
- 13日07:36 M:3.8 茨城県北部
- 13日06:30 M:2.8 茨城県南部
- 13日00:26 M:4.3 茨城県沖
- 12日16:54 M:3.1 茨城県南部
- 12日10:50 M:3.5 茨城県沖
- 12日10:47 M:3.7 茨城県沖
- 11日21:22 M:3.4 茨城県沖
- 11日21:16 M:3.7 茨城県沖
- 11日16:12 M:3.0 茨城県北部
- 11日14:22 M:2.9 茨城県北部
- 11日13:51 M:3.7 茨城県北部
- 11日01:42 M:2.9 茨城県沖
- 11日00:22 M:3.7 茨城県沖
- 10日19:14 M:5.4 茨城県沖
- 10日15:35 M:3.2 茨城県北部
- 10日14:41 M:3.1 茨城県沖