ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

おどろおどろしい黒い雲

 今日もまた銀座まで足を伸ばした。一体何の用があったのかというと、実はゼブラのゲルインキボールポイントペンを捜していた。昨日伊東屋で見付けられなかったSASARAの1.0mmを捜して東急ハンズに行った。行き帰りに広瀬隆朝日新書だから出した「FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン」を読み続ける。内容は彼がこれまで伝えてきたことをに福島に関して執筆中に明らかになったことにも触れている。この中に今後集英社からも出すものがあることを伝えているけれど、NHK出版からは「象の背中で焚火をすれば」を出すそうだ。そういえばあの京大の小出裕章扶桑社新書から「原発のウソ」というものを出すそうだ。
 東急ハンズでは勿論なんの問題もなく、SARASAの1.0mmは見つかるが、なんとこのシリーズは数え切れないほどの色数を出している。ひょっとしてこのシリーズで絵を描くとでもいうようなアートが流行ってでもいるというのだろうか。なんで、こんなに色数がいるのだろうかと、大いにいぶかしい。
 近頃の若い人向けファッションの店頭を見ると、女性用のハットは今や驚くほどのヴァリエーションを呈している。それに引き替え男用のハットはなんてつまらないのだろうか。ちょっとつばが広いものというと、どうしてもテンガロンハット風だったり、インディアナジョーンズ風だったりして、今一だ。アメ横の帽子屋には多少ましなものもあったのだけれど、これまた今一食い足りないのだった。
 無印良品にあがって上着を試したけれど、やっぱりサイズは合わない。夏のマフラーのような物が女性用ファッション売り場に置いてあった。男用はないのかと聞いたらこれはユニセックスだというのである。なんだか美輪明宏になったような気分だ。下のビックカメラで電動自転車を見ようとしたら、内装を撤去しているところだった。撤退なのか?
 ガードをこぐって、讀賣ビルのビックカメラにいってiPodTouchを買ってしまおうかとも思ったのだけれど、最後の最後になって、やっぱりもったいないからよそうかなぁという気になって踵を返して地下鉄で帰ることにした。本当に決断力のない男なんだけれど、後で考えたら星回りが良くないから止めて正解だったかも知れない。(また、こんなことをいっている)。
 駅まで帰ると私より10歳ほど歳上と覚しきお爺さんが切符の自動販売機の前で逡巡している。どうしたのかとお伺いしたら、日比谷線を中目黒までいって、東横線で武蔵小杉まで買おうとするのだけれど、中目黒で東横線に接続という選択肢が出てこないという。やってみたら、本当にその自動販売機にはでない。前回は隣の販売機で買ったのにと仰るのだけれど、その機械は「節電のため」と称して使えない。たった三台しかない自動販売機の一台が停まっているのだ。残りの一台が開いたのでやってみると、ようやく買えた。日本語が流暢な方がたった一枚の切符を買うのに、こんなにうろうろしなきゃならないシステムだなんて、驚きだ。明日暇があったら東京メトロに云ってみよう。
 昼過ぎにどんどん雲が吹き飛ばされて青空が拡がったのに、あっという間に空は黒い雲にまた覆われてしまい、多分放射能を運んできた北風が吹き荒れる。