ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

寒いぞ


 昨日到着時点ではざんざんぶりの大雨だった。朝起きると、雨はやんでいるものの、霧が深くて、すばらしい尖塔を持つ教会は見えたり見えなかったり。今日は寒いんだろうなぁ。天気予報は最高気温が、15℃だといっている。ツェル・アム・ジィーに向かうのはくねくねの山道で、登っていっている時はガスで周りは真っ白で何も見えなかった。峠にたどり着いてルック・アウト・ポイントに出てみても、全く真っ白。諦めながら山の上にクリスタル・グラスのスワロフスキーが立てたといわれているガラス張りの展望台があるというので到着。全く何も見えないので諦めて降り始めると、篠をつく大雨とはこのことで、おまけにそれまで吹いていなかった風まで吹き始め、あわや遭難かといわんばかりであった。
 ところが、雨に濡れた衣類をストーブで乾かしながら、ホット・チョコレートなんぞをちびちびやっていると、みるみる霧は晴れ、食事時にはついに、陽が差し始めるという急展開。なららぼと予定を延長して、再度ルック・アウト・ポイントを目指す。周辺の標高3,000mを越える山々はその稜線こそ見せないものの、たっぷりと残雪を残す山肌をあらわにしている。この気候の回復は明らかに私の運ではなくて、同行しているどなたかの永年のお気持ちの表れではないかと推察する。さもないと話が合わない。
 昨日のbuffetの夕飯はがっついて食ってしまったためか、朝起きると、本を三冊飲み込んだ夢を見ていた。