ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

おいおい、どうなってんだ!?

 東京電力福島第一原発の事故を受けて示された学校での屋外の活動を制限する放射線量の目安について、文部科学省は年間の積算で20ミリシーベルト未満とする数値を廃止することを決め、新たな目安を年間1ミリシーベルト以下とすることを福島県に通知することになりました。
 福島県の学校や幼稚園などの屋外での活動を制限する目安の放射線量については、文部科学省がことし4月、年間20ミリシーベル未満、1時間当たり3.8マイクロシーベルト未満という数値を示していました。その後、福島県内の学校などでは、放射線量を下げるために校庭の土を取り除く作業が進み、現在は、すべての学校で1時間当たり3.8マイクロシーベルトを下回っていることなどから、文部科学省はこの目安を廃止することを決めました。そのうえで、夏休み明けは学校で子どもが受ける放射線量を原則として年間1ミリシーベルト以下とし、この目標を達成するための新たな目安を1時間当たり1マイクロシーベルト未満にすることにしています。また1マイクロシーベルトを超えても屋外活動を制限する必要はないとしていますが、速やかに除染対策を行うことが望ましいとしています。文部科学省は新たな目安について今月26日にも福島県に通知を出して周知を図ることにしています。(NHK 2011年8月24日 12時31分)

 シレッと昼のニュースでNHKがこのニュースを淡々と伝えていたのだけれど、「こう決めました」といって終われる話ではないだろう。これまでさんざんこんなレベルに基準値を上げて、福島の子どもを被爆に晒しておいて、今になって元に数値を戻すということだよね?NHKはこのニュースを淡々と伝える場合じゃないはずだ。これまでの基準は一体どんな根拠で決まったのか、そして今度のこの設定は一体なにがあってこうなったのか。キチンと説明を文科省に求めて、それを国民に伝えるべきではないか。
 そして、ここでも「1ミリシーベルトを超えても制限する必要がない」と断定する根拠はなんなのか、それではなんでこの数値を語らなくてはならないのか、なぜ国民に伝えないのか。
 紳助に割く時間の半分でも各民放はこれを伝えよ。何がマスコミか。全員クビだ。