ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

冗談ですよね?

 東京電力は30日、福島第一原発の事故後に発電所内と周辺の放射性物質の計測結果の公表値に94の誤りがあったと発表した。表に転記する際の記載ミスや計算や単位の間違いなどによるものだという。
 最も数値がかけ離れていたのは、4月29日に計測した発電所近くの海底土の測定値。放射性セシウム134が実際は土1kgあたり1200ベクレルだったが、1.5ベクレルと800分の1小さい値として公表していた。東電は事故後、発電所とその周辺の空気中や、海水、地下水などの放射性物質を定期的に測定、公表している。(asahi.com 2011年8月30日19時58分)

 ふざけているとしか思えない。広く世の中をバカにしているわけで、これくらいのことでも別に何ともないと思っているとしか思えない。「え〜、さしあたっての健康に及ぼす影響というものは考えられることではないと、認識しております」という松本の声が今頭の中に響いていた。
 1200をどうやったら1.5と転記ミスするのか。何を間違えたらこう云うことが起きるのか。君たちがいっていた「絶対安全」が覆った位だからと同じだと許されるのか?
 これはただ単に「日本国民」に対する愚弄のみならず、全地球上の人類、そして全生物に対する軽視と捉えるべきものであると考える。つまり、東京電力とその相似形に過ぎない全電力企業がこのままで置いておかれることは日本国内だけの問題ではなくて、全地球的問題なのだ。まさか日本政府がこのままにしていくつもりではないと思うけれど、ひょっとするとそのままである可能性も考えられる。