ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

草笛 佐久平

 そうそう、今回は一度も草笛の蕎麦を食べに行ってないなということに気がついて、昼飯は佐久平の草笛にした。到着してみると、長蛇の列だ。ここは駅からも近いし、他の店から較べたら一番ポピュラーかも知れない。結局20分ほども待ったのだけれど、蕎麦を伸して切っている職人さんの手際の良さをじっと見ていると、退屈どころか、面白くってしょうがない。結局この20分間で一部始終を見ることができた。なんだか子どもの頃にシンコ細工のおじさんの手元をじっと見つめている子どものような案配である。
 壁に貼ってある掲示を見たら、9月1日から全店一斉に価格の改定があるんだと書いてある。今時の価格の改定が下がる方向だというのはちょっと考えられないだろうから、当然値上げということか。
 隣の人が注文しているのを聴いていたら、「盛りの小」という注文方法ができているらしいので、一枚はそれにした。それでも、繰り返すけれど、「それでも」ここの蕎麦は東京のあの辺の妙におつにすました蕎麦屋の盛り一枚の2.5枚分位は優にある。大きい声で云いたい。桶に入った盛りを見よと。
 今回はちょっと無理かもしれないと思ったけれど、とうとう最後にやっつけた。旨かったけれど、今までの草笛の蕎麦よりも堅くなったんじゃないかな。
 かき揚げ、モロッコインゲンの天ぷらに蕎麦豆腐まで食べちまった。今回の長野東信地区の旅はこれにて終わり。体重2.2kgの増加を見る。 明日からモヤシで過ごす所存なり。