ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

まず西へ

 朝8時に出発。一路西を目指す。出発時に二人足りない。どこに行ったかわからない。バスを止める余裕がないホテル前でバスを止めて待つ。次に来るはずのバスを待つ人たちが敵意むき出しで早く行けとプッシュする。ようやく本人たちがやってきたと思ったら、30分遅い出発だと思っていたと。こういう時に周りの人に気遣いのできない人と、それができる人がいるんだよな。
 西への目的地はテレビの旅行番組で何度も見た、カルロビ・バリという温泉保養地である。12箇所ある温泉を呑むというのが一番ポピュラーな楽しみ方で、これが呑んでみると鉄分を含んだ温泉。温度が低いと鉄分臭ふんぷんであまりいただけない。熱いと多少まだいけるというやつだ。
 そういえばかつて砂漠のど真ん中の水を飲んでいた頃、わかしたすぐの湯は飲めるけれど、冷めるといただけなかったことを思い出す。
 ここにはまさにゴーフルそっくりのお菓子がある。と思ったらこちらの方がずっと先なんだそうで、あちらの方がそのぱくりらしい。
 南に一気に下がっていく。チェスキケー・ブジェヨヴィツェに寄って広場とその周辺を見て歩く。どうやら金曜日の今日はアイス・ホッケーの試合でもあるらしく、ユニフォームを着た人たちが先を急いで歩いて行く。もうそんなシーズンになったということだ。秋が深まるわけだ。
 今日の投宿地はチェスキー・クロムロフ。何かのイベントが週末に繰り広げられているそうで、広場にはステージが組まれ、30軒ほどのハンド・クラフトの露店が出ている。この町は古いまま残されてしまったことが幸いして観光客を集めている。