それは金曜日のことだ。出先でいよいよ金が残り少なくなったものだから、銀行のATMで金をおろそうと、新替えされたばかりのカードを出して機械に突っ込んだら、カードが戻ってくる。良く見たら全く模様が同じだけれど、クレジットカードだった。あれ?じゃキャッシュカードはどうしたんだろう・・・・あ!しまった!この前シュレッドして捨てたあれが銀行のカードだ!!
週が開けるのを待って銀行に超特急だ。「大体やねぇ、模様がそっくりってのがいかんのだよ」とかなんとかいっちゃって、新しいカードを出して貰う手続きを長時間かかってやった。最後にクレジットカード会社に電話して、そっちを止めなくちゃ。で、電話をして、番号はなんだ?ということになって財布を取り出したら、そこから新しいキャッシュカードとクレジットカードを一緒にしたカードが、あぁら不思議、出てきたのだ。
あぁら不思議!といっている場合じゃないのだ。その新しいのが来たからこそちゃんと古いのを処分したのだ。そうなのだ、それで正解なのだけれど・・・これは恥ずかしいよ!
這々の体で銀行を逃げ出してきたのである。これをうちの業界では「ひとり相撲」と評するのである。あぁ、恥ずかしい。