ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

寒さにめげて

 白状する。寒さにめげて朝から出掛ける気にならないのである。そんなこっちゃこの先長生きはできないのである。颯爽と胸を張って、白い息を吐きながらでかけなくてはならないのである。そう思っていながら、やらないのである。体力が落ちるばかりなのである。いかん、いかん。

 そういいながら出掛けないのである。

 で、クラッシックのネットラジオを聞いているうちに、中年の男の歌手が振り絞るように唄った歌が耳に思い浮かんできたのだけれど、それがなんという歌手で、なんというタイトルの歌だったのか、全く思い出せなくて、ずーっとイライラしていた。「あなたにぃ、あなたにぃ、あやまりたくて」というところの歌詞だけをググったら一発でわかってしまったのが「すぎもとまさと/吾亦紅」という歌だった。なんでこの歌を覚えていないのかと思ったら、あんまり近すぎる世代の近すぎる雰囲気は無意識のうちに避けるらしい。
 しかしよくよく聞いてみるとこの「あなたに謝りたくて」と語りかけている相手は同じ女性でも自分の母親に対してのようで、私には随分違和感が残る。私はうちのオフクロに「あなた」と呼びかけるなんて想像もできない。私だったら「お母さん」と呼びかけるんだろうなぁ。随分他人行儀というか、女性としての対象のように思えるんだけれどなぁ。ひょっとして彼はマザーコンプレックスを抱えている?
 それにしても、このキーワードだけで一発で探し出してくるグーグルはちょっとそら恐ろしいだろう。