福島第一原発の2号炉の温度が上がってきている。80℃にいたっているという話があるのだけれど、東京電力は温度センサーの指示ミスではないかとみているので、問題はないだろうと推測しているという記者会見をしている。全くバカな話で、野田佳彦が行った冷温停止しているという宣言はそれでは一体何が根拠となって行われたのかという話になってしまうわけだ。
「絶対安全」といっていた施設がぶっ壊れたらどうにもできないんだということを明らかにここで証明しているわけで、これを「学習」する能力がある人たちであるならば、沸騰型だけでなくても原発という施設そのものがこの国においては相当な割合で危険なモノであるということを推測することができるはずのものなのである。
それをあぁだこうだと理屈をつけて「停めない」「停めたら経済活動に支障が出る」と主張している人たちの学習能力には明らかに欠陥があると考えないわけにいかない。
そんな状況にあって、有無をいわせない態度で記者会見を続ける東京電力の態度には、大いに疑問があって、彼らが刑事責任を負っているのではないかという疑問は拭い切れない。
追加
遂にキセノンまで検出されているという話が出てきた。逃げなくて大丈夫だろうか、東北の方々。イヤ、われわれも例外ではないだろう。といいながら動こうとしないな。
