花のパレードは北海に面した街から出発するというので何台も何十台ものバスが集中するのだけれど、パレードを待ち構える人たちの中には日本人の顔もずいぶん見かける。5パーセント位はいるんじゃないだろうか。寒い風が吹き付けると思っていたらパーレードが全部出たあとで一気にざんざんぶりとなり、ポンチョで震える。
ところが物事はこれで終わるわけではなくて、このパレードはなんと夜の9時まで約12時間かけて、なんと40kmも進むのだそうだ。だからルートの取り方によっては行く先々でパレードにぶつかってしまうことになりかねない。しかも、ビンテージ・カーを花で飾った人たちが続くと、途中で故障したりするものだから途中でみようとするとパレードが分断されてしまうのだそうだ。いくつもの鼓笛隊やら、本格的なブラスバンドやらが参加していたのだけれど、まさか彼らが40kmをマーチする訳はないだろうなぁ。
