ほぼ足りてまだ欲 その先

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考えてみると何もしなかった

 東京電力福島第一原子力発電所の3.11の事件は結局東電側は炉心崩壊を防ぐために何らかの手立てが打てたのかといったら、結局は何もできないまま、なるがままに任せたのとほぼ同じ結果となってしまっていて、これでは国会事故調査委員会の報告書の中で議論になっていた「全面撤退」をいったかいわないかという点については実際にはどうでも良いことであったということのようだ。つまり、結果的には誰もいなくなってしまっても今の状態は基本的にはあまり変わらなかったということか。
 当時福島第一原子力発電所の所長だった吉田昌郎は食道癌を発症したのだということで所長から退任ということになって入院したと聞いていたけれど、マスコミの報道では、今度は脳出血の緊急手術をしているという。
 その「食道癌」と今回の「脳出血」に関連があるかどうかは私には全くわからないけれど、放射線を被曝した影響だということが疑われることにはならないのだろうか。もし、そうだとすると、彼以外にも被爆による身体的影響を受けている人がいてもおかしくない。それがマスコミ報道に現れていないのは、組織的な隠蔽なのか、もしくは本当に発見されていないということか。
 これまで伝えられる被爆犠牲者が見られないのはあまりにも不自然な気がしないでもない。