ほぼ足りてまだ欲 その先

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誕生日

 今日で満65歳ということになった。まさかこんな歳まで生きられるとは思わなかった。自分が子どもの頃は60歳なんてとんでもない爺さまだと思っていた。「フン、自分が爺様になるだなんて」と思っていたから、先日顔を洗っていて鏡を見た時にもうすっかり髪の毛はなくなり、皺だらけのシミだらけ、喉のあたりが垂れちまって、誰がどう見ても年寄りの顔を発見して、観念するしかなかったのであるけれど、確か、うちの親父はこの歳でも働いていたのではなかっただろうか。良くやったんだなぁと感心する。
 これでまごうことなく「高齢者」として認識されることになった。どうだろうか、電車の中でシルバーシートに座っても良いだろうか。いやいや、ぐったりになるまで頑張って最初からシルバーシートに座るのはやめておこう。そうでもないと、ぐだぐだになってしまいそうだ。躊躇なく、シルバーシートに平気で座れる若者たちに警鐘を鳴らしていかなくちゃならんでしょ?
 さて、果たしてこれから先、一体何年生きていくことが出来るんだろうか。これから先は本当に「正月は冥土の旅の一里塚」の心境になるに違いない。