ほぼ足りてまだ欲 その先

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こうなるともうバカ

 石原慎太郎20日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい。これも一つの抑止力になる。持つ、持たないは先の話だ」と述べ、核兵器保有について研究すべきだとの考えを示した。「個人の見解」と断ったうえでの発言だが、次期衆院選に向けて論議を呼ぶのは必至だ。
 石原氏は、この講演に先立ち、「核を持っていないと発言権が圧倒的にない。北朝鮮は核開発しているから、米国もハラハラする」と指摘。核兵器の有無が外交力を左右するとの認識を示した。
 また、これまで中国を「シナ」と言ってきた理由を「孫文が作ったもので、悪い言葉ではない。日本人にとって中国とは広島県岡山県だ」と語った。そのうえで日中関係について「仲良く、友好に進むのは好ましいが、シナの覇権主義で日本が第二のチベットになることは絶対に好まない」と、けん制した。(毎日新聞 2012年11月20日 20時12分最終更新 11月20日 20時18分)

 明確に彼は一線を越えたがっている。やりたくてしょうがない。軍隊をもって、「どうだ、やるならやってやろうじゃねぇか、お前なんてこわかぁねぇよ、こっちだってこれくらいのものは持ってんだ!」といって拳銃を取り出してみせる暴力団の時代遅れおやじそのものだ。何しろ考えること、やり出しかねないことが一昔も二昔も過去のことだ。
 問題なのは一番最後に毎日新聞が記録したことでもある。じゃ、彼が先頭に立って「Free Tivet」のデモを中国大使館に掛けるくらいのことはやるべきじゃないのか。機動隊とぶつかってでも。鶴見俊輔大江健三郎くらいの社会活動にも参加してみろ。