ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 前に飼っていたちゃ虎の猫は私たち夫婦が友達のピアニストのライブに行っている間に老衰で他界した。出かけるまでは相当に弱っている様ではあったけれど、いつもの様に寝ていた。
 彼には苦労をかけた。つれてはいかれない外国に行っている間、近所の義母に餌やりをお願いし、途中から従姉妹の娘に暮らしてもらっていた。
 私たちが帰ってきてから数年して、なれないところに引っ越した。多分落ち着かない一生だったことだろう。あれからもう既に6年くらい経ったことだろう。あのときまで連絡がつかなかった息子はあの猫が死んだといったら帰ってきた。あの猫が家族をつなげ直してくれたのだと思うと、感謝に堪えない。