ほぼ足りてまだ欲 その先

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 医者の帰りに本屋にいった。

百人百話 第2集

百人百話 第2集

 第1集のことを知らなかったのは迂闊だった。昨日岩上安身のIWJ(Independent Web Journal)のメルマガでこの本を知った。福島第一原発事件によって影響を受けた人々のインタビューである。31話から58話までが入っている。ということはこれから第3集が出るということだろう。きちんと前向きに読んでいきたい。
 インビューといえば分厚い本でこんな本がかつて出版されている。
インタヴューズ〈1〉マルクスからヒトラーまで

インタヴューズ〈1〉マルクスからヒトラーまで

インタヴューズ〈2〉スターリンからジョン・レノンまで

インタヴューズ〈2〉スターリンからジョン・レノンまで

 1998年に出版された本で、IもIIも450ページを超える2段組である。私は残念ながら「II」しかこれまでに入手していない。最初はH.G.ウェルズによる1934年の「ヨシフ・スターリン」のインタビューである。これだけでも驚いてしまう。ウェルズとスターリンは同時代の人間だったのかというくらいである。ピカソからジョン・レノンも含めて38人のインタビューが掲載されている。「I」に46人掲載されているらしいので全部で80人を超えるということになる。
 本屋で文庫の棚を見ていたら、文春學藝ライブラリーからこんなものが出ているのを発見した。
インタヴューズ 1 マルクスからトルストイまで (文春学藝ライブラリー)

インタヴューズ 1 マルクスからトルストイまで (文春学藝ライブラリー)

インタヴューズ 2 ヒトラーからヘミングウェイまで (文春学藝ライブラリー)

インタヴューズ 2 ヒトラーからヘミングウェイまで (文春学藝ライブラリー)

それぞれ1,880円である。文庫本としては破格の値段だ。近頃の文庫本は油断ができない。平気で1000円を超えてくる。まさにあの本の文庫化であるのだとしたらこんな嬉しいことはないと思ったのだけれど、自分が持っている「II」を確認してからだと思った。ネット上ではこれが検索できない。本屋で見るしかなさそうだ。どうやら全3巻になるようだ。元の本は一冊1kgは優に超える。この歳になるとこんな分厚くて大きくて重たい本を抱え込んで読むにはかなりの労力がいる。だから文庫本は軽くて重宝するのだ。こういう分厚い本は電子化して欲しいといいたいところだけれど、iPad Miniあたりでは本体の重量があるので、それほど軽くなる訳じゃない。旅先で読むために何冊かを携えていこうとする時にはそっちの方が数段便利なんだけれど。 あ、いけない!これこそ電子版で売っているんじゃないか。
 ワールド・ベスト・エアラインが載っている。(年収700万円以上のビジネスパーソンを対象にした日本に乗り入れている主要エアライン・アンケート。)

意外なところでは10位に台湾の長栄航空、11位に韓国の大韓航空。Korean Airはかつてだったらむちゃくちゃいわれていただろうに。
 私の偏見では今のところAir New Zealandがトップ。

週刊 金曜日 2014年 5/9号 [雑誌]

週刊 金曜日 2014年 5/9号 [雑誌]