ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

錦織

 もう東京のテレビは番組をやっているのか、全員で全米オープンテニスのファイナルをWOWOWで見ているのか訳がわからないくらいで、ワイドショーの枠だものから、ニューヨークの記者を会場の外に貼り付けてレポートさせるなんてくだらないことまでやっている。こうなりゃひょっとしてラジオで初のテニス中継なんてやってるところがあるんじゃないかと思ったけれど、さすがにそれはないみたい。枠外に戦況表示しているテレビばっかりだね。
 それにしてもこの身長差はどうだろう。まるで大人と子どもくらいの差がある。これでサーブを打ってくるんだから、たまらない。時速200km/hを遙かに超えるスピードで飛んでくるんだからこんなのまともにラケットに当たらないだろうに、さすがにファイナリストはそれをリターンするんだから凄い。それでもCilicのストロークの強さにさすがの錦織もストロークが浅くなって、そこをつかれる。いつもに比べたらストロークに力強さが感じられない。緊張で固いままファーストセットを失った感じがする。
 だいたい重要な試合はどんなスポーツでも、私が見ていると負けるというのがお定まりなので、途中からもう見ない。
 途中からUS OPENのHPで音声が聞けることに気がついてしまった。画面を見ないだけ余計ストレスが高まる。錦織の固さはなかなかほぐれない。そのうちにセカンド・セットも同じように2ゲームブレイクされて失ってしまう。この固さはほぐれないまま終わってしまうのか。ランク10位(準決勝後に8位)対14位の試合とは思えない圧倒的な差がついてしまっているのはどういうことなんだろう。
 圧倒的な試合で、全く不完全燃焼のままだった。錦織は全くリラックスすることなく、最後の最後まで固いまんまだった。あまりの差に愕然。また勉強し直してチャレンジだ。世の中そんなにあまくないんだよ。

追記

 錦織の試合後のインタビュー:

「勝てるというのが少し見えたのがよくなかった。勝たなきゃいけないというプレッシャーがあった」
「(試合中)ずっと迷走している感じだった。全く先が見えなかった。正直、フェデラーの方がやりやすかったかもしれない」
「決勝まで胸が苦しく、寝付けなかった。これが当然、としていかないといけない」
「簡単には言えないが、また決勝へ戻って来たい。優勝を目指してやっていきたい」
「ここまで硬くなったのは久しぶり。試合に入り込めなかった」

 やっぱり固くなりっぱなしだったんだねぇ。