ヘイトスピーチに関しましては、特定の集団や人々に対して、非常に差別的な決め付けをしたり、また名誉毀損をしたり、あるいは侮蔑的な感情を煽ったり、憎悪の感情をあおるということで、それは誠によくない。憂慮にたえないことであります。
外国特派員協会の記者会見で山谷えり子はこう答えたんだそうだ。そして、もちろん在特会の幹部の男のことは「その方が、在特会の関係者ということは存じ上げておりません」「一般論として、いろいろな組織について、コメントをするというのは適切ではない」としらを切る。
挙げ句に彼らのことはよく知らないといって、警察を預かるものが知らなくて務まるのかというニュアンスのことを投げつけられちゃって、はなはだ旗色悪し。
このやりとりを聴いていると、前にも何回もこんなやりとりを聴いたことがあることが思い出される。こういうやりとりが続くと最後はろくなことが起きていなかったような気がする。
もちろん、稲田も、高市も、山谷と大差ないわけで、そんなことはずっと前から誰もが知っている。安倍晋三だってもちろん知っている上で入閣させたのだから、こんな追求は屁でもないのだ。そうでなければ、いったい何のために夜な夜なマスコミ幹部を呼び込んで言い含めているのか、意味がなくなっちゃうじゃないか。
保阪正康ではないが、こういうことを言い始めると際限がなくなって、こっちのストレスが加速される。
追記
なんでこの記者会見のことを新聞各紙は何も書かないのだろう。そりゃ明確。安倍経団連にとってはマイナスになると判断しているからに相違ない。