衆議院の予算委員会で民主党の山井和則が広島での挨拶になぜ安倍晋三が「非核三原則」に触れなかったのかと質問したのに対して、安倍の答弁は「長崎では入れる」といった。
じゃ、なぜ広島に入れなかったのかと聞かれて、安倍の答弁は「広島の答弁案は長崎の答弁案とセットだ」と答弁した。つまり長崎ではこれを挨拶に入れるという意味だ。ふざけるのもいい加減にしろといいたい。
中谷が「核弾道ですら運送するのは武器ではなくて弾薬だから可能だ」と応えたことについて追求された安倍晋三は「そんなことはあり得ない、米国が日本に核弾道の運送を依頼するわけはない、だからそんなことを追求するのは意味がない。為にするための質問ではないか」と答弁する。
だったら法律の中に核弾道は含まないと書いてみろという。それは当然だ。それに対する安倍晋三の答弁はそんなことはあり得ないから議論するのは意味がないという。
安倍晋三は山井和則を馬鹿にしていると思っているのかも知れないが、実際に安倍晋三が鼻先でせせら笑っているのは、山井和則ではなくて、日本国民全員であることを安倍晋三は理解できていない。こいつに政権を持たせた日本国民がバカだったのだからしょうがないのか。
運ぶものの中身をいちいち精査するのは当たり前だといっているけれど、これまでの後方支援ではまったく中身を把握していながら黙ってやってきた。それを国民には黙ってきた。彼らの説明はまったく意味をなさない。
