自民党は野党を馬鹿にして、時間を潰す答弁に終始してきた。安倍晋三はそうやって時間を潰すことを「議論」なんだといっているけれど、それは野党を馬鹿にしているだけではなくて、国民を愚弄していること。国民のひとりひとりに対して、入管法の改正案を作るに当たって、現状を確認するために行わざるをえない調査票を個人情報だといって公開せず、野党の要請に応えて、手書きで書き写すなら見せるとした。しかもそれも人数を制限して。それが何を意味するのかといわなきゃならんが、要するに時間をかけて野党がその全体像をつまびらかにするのを邪魔しているわけだ。つまり、これもまた「ご飯論法」のひとつである。
そんな状態にあって、安倍晋三がいっているのは単純労働には外国人は就労できないとしているというが、じゃ単純労働というのはどういうものを言うのかという質問に対して、なんと「ここではそれについてはコメントを控える」といった。なにをいってんだ!じゃどんな労働に対しても外国人を働かせることができるといっていると同じだ。
どれだけの外国人を就労させるつもりかに対して、34万人がどうのこうのと云いながら、「これが上限じゃない」といって、青天井なんだといっている。
国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ。安倍晋三をどうやって排除するかを考えなくてはならない。そうしないと、私たちはとことん絞り上げられてしまう。