ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩 8,000歩

 歯医者に行った。医者が明日から来週の水曜日までお休みだというので(どこへ行くンだろう?)イレギュラーだ。ようやく腫れが引いてきたという。どうも骨まで来ちゃっているらしい。一体どうしてこんな事になったんだろう。
 めでたく家から出たから歩こうと思うんだけれど、取りあえず本屋に行って昨日気になった本を確かめてこなくちゃなぁと取りあえず地下鉄に乗る。あの本じゃ多分八重洲ブックセンターあたりに行かないとないかも知れないからと京橋で降りる。
 ここまで来たんだからと、ハンズに行って細いマイナスドライバーを探す。あるんだけれど、必要なのはどれなのか、ちゃんと読書用の眼鏡のねじを見てこなかったからわからない。取りあえずかなり細い奴というので0.9mmのものを買った。250円。ところが持って帰ったら小さすぎる。1.2mm、いやひょっとしたら1.8mmでも大丈夫だったかも知れない。
 土建労組だかなんかのデモが新橋方面から外堀通り八重洲に向けていく。拡声器の出力がとっても大きくて、まるで右翼の街宣車のようで、圧倒的だ。
 八重洲ブックセンターに入ってすぐのところに検索機械がある。ここは丸善やBook 1stなんかに比べると検索端末が少なくて、昔は店員にいって探して貰わなくてはならなかった。こういう時は書籍のタイトルも、著者名も、出版社もわからないけれど、取りあえずこんなキーワードでどうだ!?というようなときに頼みにくかった。
 探している本の冒頭を「書籍名」に入れたら該当するものを見つけてくれない。しょうがないなぁとiPad MiniAmazonに放り込んで著者名をとりだして、それを検索端末に放り込んだら数冊出てきた。なんと地下の「趣味フロアー」の囲碁・鉄道のところにあるという。それがこれ。

汽車ポッポ判事の鉄道と戦争

汽車ポッポ判事の鉄道と戦争

 鉄道ファンの判事(そりゃいてもおかしくはないものなぁ)で、物書きの方なんだそうだ。
 検索端末で他も探す。アメリカの国立公園といえばJohn Muirだけれど、彼のバイオグラフィーを見たことがない。何かないものかなぁと思っていた。
はじめてのシエラの夏 (アメリカン・ネーチャー・ライブラリー)

はじめてのシエラの夏 (アメリカン・ネーチャー・ライブラリー)

 これがJohn Muirが書いた本の翻訳版で、これはどこかの古本屋で手に入れたものがある。このほかになんかあったんじゃないかと随分昔から思ってちゃんと調べたことがない。端末に「ジョンミュアー」と入れたら、該当がありません、と冷たい返事。あとで調べたら「ジョン・ミューア」と入れないとダメなのだった。ま、そうだろうな。で、ヤマケイ文庫にあるのは知っていたこれを5階の文庫売り場で見つけた。 20年ほど前に出た本の文庫版だ。冒頭を読むと、著者が探してもその当時は日本語になっているものは例の「はじめてのシェラの夏」しか、なかったからこれを書いたとしてある。その後いくつか翻訳されたようだけれど、ことごとく絶版になっている。日本人にはそれほど関心がないのだろう。
 今日はたいして歩かないのだけれど、妙につかれる。
 改装して再開店した京橋の明治屋にはかつてはもう少しパスタソースが置かれていたような気がするんだけれど、チョロチョロッとしかない。見渡すと、あたかもワイン屋さんのような案配だ。伊東屋といい、明治屋といい、どうも新装開店するとがらっと変わっちまうんだろうか。