- 作者: 柴山哲也
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: 新書
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それはハワイには当時15万人近くの日本人、日系人が暮らしていたので、それを全員、本土の日本人・日系人のように強制収容してしまうには、設備は足りないし、ましてやそんなことをしたらハワイ社会が動かなくなる危険性があるわけです。
そして当時は日本に併合されてしまっていた朝鮮半島出身者が7,000人もいたというのですよ。もちろん米国にとっては彼らも当然日本人・日系人の範疇だったわけですが、米国本土では朝鮮半島出身者はどういう扱いを受けていたのだろうかと、疑問が湧きました。今まで、そのことに思いがいたったことがありませんでした。迂闊だったなぁ。
台湾出身者、あるいは信託統治されていた南太平洋諸島の出身者はどうだったのだろうか。