テレビのニュースを見ていて、バラク・オバマがベトナムの若者たちと交流しているのを見て、実に驚いた。ベトナム全土にナパーム弾を落とし、村々を燃やし尽くした敵国の大統領があれから40年とはいえ、ニコニコして話しているのである。しかも、その若者たちが嬉々として、ニコニコしてバラク・オバマの話を聴いている。
ジョン・ケリーはアメリカがベトナムに対して武器の供与を解禁すると演説した。
隔世の感があると云うよりも、世の中なにが起きるかわからないものだなぁと、驚くほかない。
それにつけてもそんな世の中にあって、戦前の日本に回帰しようとすることしか考えのない「日本会議」を中心とした自民党・公明党政府の頭の中は一体どうなっているのか。こっちこそ驚くしかないと云うべきだ。