ほぼ足りてまだ欲 その先

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友人

 多分ネットをご覧の方だと既にご存じかもしれないけれど、元タレントで今度自民党から参議院議員に立候補した今井絵理子という人のツイート。

誰かが言ってた。「選挙の時に、真の友人かどうかがわかる」と。同級生の友が胸をはって応援してくれている姿に涙が出た。しがらみや事情など気にせず、「友だちだから」という一言で色々な場所で発信をしてくれている。彼女の夢や期待を裏切らないように走り続けたい。深夜のつぶやきでした。

 まぁ、ツイートの類いだから、どうでも良いっていえばどうでも良いんだけれど、オフィシャルツィートだとわざわざ断って書いているんだから、公的な発言として捉えて良いんだと思う。
 「良いか、私が立候補したんだからね、私に投票しない人は友達じゃないからね」といっているわけだ。しがらみや事情なんてものは斟酌しないで、とにかく運動に参加しなさいよ、じゃなきゃ知らないからね、という。
 私が彼女の友達だったとしたら、ここで見限ることになる。自分の信念、心情なんてものを捨ててまでの人生なんて何の意味があるんだ。
 私の友達で区議会議員になった奴がいる。かれはみんなの党公認候補だった。しかし、私は当時渡辺喜美を信頼していなかった。私はこれまでの選挙の大半は日本共産党に投票してきた。だから、この時も彼がやたら張り切って、周囲の友人たちも一緒になって選挙運動をやっているのを横目で見ながら、まったく加わらず、当選してからも、彼の友人だと知っている人たちから口利きを依頼されても、まったく取り合わないできた。彼は二期目の選挙で落選した。この時も私はなにもしなかったし、当選していても、落選していても、私が彼との付き合いになんの変化もない。彼の周囲には一発当てたい若者がちらほらしている。私は未だに全く変わらない付き合いをしている。
 今井絵理子の話に戻るが、こんなスタンスでいる人間が国会議員になったらなにをするだろうか。選挙で何はともあれプラスになった人と付き合い、厳しい目で見守る人を遠ざける結果となり、丸山珠代環境大臣のような議員になるんだろう。