韓国の元慰安婦の方々に対する10億円財団のプロジェクトは元々失敗する要素たっぷりだ。なんでかというと、日本のスタンスがまるで「10億円やるから、少女の像をどけろ、昔のことをもう蒸し返すな！」という不遜なスタンスだからだ。
あのやり方が「ごめんなさい、スミマセンでした」というスタンスなんかに全然立っちゃいない。こんなの謝罪でも何でもない。いったい何時の時代の旧宗主国面だっての。日本人だけだよ、あんな言い訳で日本軍はそんなことはやらなかったと今になって言い訳して通用すると思ってんのは。
まるで稲田朋美が弁護士として担当していた「百人斬り」裁判のスタンスそのものである。得意満面で新聞に映っていた二人の将校の遺族が名誉回復をかけて、新聞に掲載した毎日新聞とそれを本の中に書いた本多勝一を相手に裁判を起こしたものだけれど、得意満面だった人たちはそんなことはしていないのに毎日新聞が捏造したという訴えだったような気がする。
「百人斬り」についてはまとめてくださっている方がおられる。こちら。
