帰国中の在サン・フランシスコのピアニストと遊ぶという会が開かれるので、朝からドキドキしている。なんでかというと、唄わせて貰えるからだけれど、どうも探しても譜面は3曲分しか出てこないし、これだとまた、お前は準備が悪いと周りからやいのやいのといわれそうで、面倒だなぁ。
勇躍行ってみたら、全然話が違っていて、我らグループのプライベイトパーティーじゃなくって、主催者の先生様がおられて、その人の知り合いがたくさんやってきて唄うという集会になっちゃって、おずおずと唄わせて貰ったら、いってたキーと違う音程で歌い出しちゃって大騒ぎ!その一発ッきりで順番が回ってこない。がまんにがまんを重ねて、とうとう最後にお得意の「Till There Was You」でなぎ倒してやった!
驚くことに、男性ヴォーカルの重鎮が来られていて、唄い難いっちゃありゃしない。それにしてもどんなに衰えようと、プロってのは凄いね!執念が違う!
それでなくても集合住宅の理事会では若手諸兄から、いちいち動きが悪い爺理事という烙印を押されちゃって、片っ端からケチがつくから、やりたくないしね。彼らの論理でいうと、自分の判断がいつも最高だからね。
もう、こうなったらってんで訳のわからん爺さんの役を演じ続けることにする。