ほぼ足りてまだ欲 その先

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ここまでの道

 教育勅語を幼稚園児に暗唱させて「エラいねぇ、すごいねぇ!」と子どもたちをけしかけていたんでしょうね。で、そういう大人たちはその教育勅語の意味というものを本当に理解していたということなんでしょうかねぇ。子どもたちは周りのエラいといわれている大人や、先生とみんなが読んでいる人たちに褒められたら、多分どんな言葉だって暗唱すると思います。何かご褒美なんぞをもらって「エラいっ!何とかチャンは本当にすごいねぇ〜!」といわれ続けたらどんどんその気になります。そんなのは北朝鮮の子どもたちを見たらよくわかります。「首領様のおかげですぅぅ!」と唄いながら踊って見せたら、周りが「すごい!」といって褒めるわけです。いや、それをやらしていたあの幼稚園の園長とか副園長とかっていうのはどうかと思うけれど、実は彼らだって、そのよう地園児たちと同じように、あの日本会議ってところでそんな言動を表に出してみたら国会議員の諸先生方が「すばらしい!」ってよいしょするわけですから、ますます子どもたちのそういう表現に拍車をかけるわけで、運動会の「安倍首相、よいしょ!」に邁進しますよね。

 翻って、そんな幼稚園児の親たちやおじいちゃんおばあちゃんはどうなんですかね?皆さん諸手を挙げて「エラいっ!そうや!そうや!天皇はんのために死んでくれるような子に育ってや!」と絶賛していたんですかね?今日だってフジテレビだったかで天皇さんのお話をやっていて、御用邸から外へ車を運転して出た天皇はんが突然停まって降りてきて、免許を忘れたからといって取りに戻った「まじめなんですねぇ」とほほえましそうにいっていたけれど、そんなのは当たり前の話で、この話で既に天皇が免許不携帯で運転していたということを暴露していることに気がついていない。天皇さんをよいしょするんだから、これでいい!と思っているということなんだろうか。
 実は日本会議という集団がいて、今でも戦中の日本のような体制にあこがれている大馬鹿野郎が数を増やしているんだということはずっと前からそこここで話は聞いていて、彼らとヘイトでも集団のつながり、というよりダブる名称に過ぎないと知っていた。小沢一郎が政界から追放されて、それに反対するデモに出始めた頃から、3.11以降の原発要らないデモにかけてデモルートの一角に確実にこの種のデモに対して大音響のスピーカーを使って妨害をはかろうとする集団が出没し、警察は暗に彼らを排除せず、妨害をさせていたことに気がついていた。彼らはヘイトデモの連中と重なっていて、そのままに本会議につながっていることは気づいていた。
 彼らはそういう集団なのだ。それがそのまま中途半端に存在しているだけだったら、世の中はまだ健全だといって良いのだけれど、それは今の時代の全長に過ぎない。日本会議が露呈するに従って国会の与党議員の大半がこれに与しているという現状が明らかになっても、日本国民は何もいわないし、なにもしない。
 挙げ句に選挙にも行かない。これはなにを意味するのかといったら、日本国民全体がそうした他民族を否定して排除する世の中が良いといっているということに過ぎない。私は反対だ。