ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

皇族と天皇 (ちくま新書1224)

皇族と天皇 (ちくま新書1224)

 いや、あのね、「皇族と天皇」という本はなかなか読む時間が取れなくて、もどかしいんだけれど、これ、ホント、面白いよ。
 明治初期の皇室に久邇宮朝彦親王という人がいたんだけれど、この人のオヤジってのが伏見宮邦家親王という。で、この人が大変な子だくさんで男を17人、女を15人も作った。朝彦は4番目の男だけれど、妾腹の生まれだから出家しちゃうわけだ。開国に反対するものだから井伊大老安政の大獄の時に、関連して謹慎させられちゃうんだけれど、他の人たちと違って、朝彦は「年来お身持ち宜しからず」てのが加わっちゃってなかなか厳しく、青蓮院を追われちゃった、てんです。
 今ここんところって、始まったばっかりなんだけれど、こんな具合のスキャンダルばっかりだったら面白いぞぉぉ!