時々夜中にトイレに起きたときにテレビをつけるとNHK BSが山の風景を写し続けている。もう何度も見ているので、ちょっと見ただけで、あぁ、これはあそこだなとわかる。けさはそれが美しき世界の山々「スイス・アイガー」だった。非常にポピュラーなところを移してくれるので楽しいのだけれど、最後はアイガーの東陵を登るところを映す。岩の稜線を歩くんだけれど、両側は1000mくらいの断崖絶壁なのね。見ているだけで、もうゾクゾクしちゃって怖いっちゃありゃしないんだなぁ。あぁいうところを平気で歩ける人たちっていうのは精神構造的にどうなってんだろうか。私にはとても理解ができない。何かを忘れてきちゃったんだろうか。
ところでこのアイガー編を見ていると、ハイキングにしろ、登山電車にしろ、各駅にしろ、東洋系、インド系が全く登場しない。現場ではそんなはずはないのであって、どこを見回しても、彼らなしには考えられない。一体全体、どうやって撮影したのだろうかと、不思議でならない。
