ほぼ足りてまだ欲 その先

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台風15号

f:id:nsw2072:20190910014929j:plain:w360:left 午前3時過ぎに、雨風激しく、北東側の窓ガラスにたたきつけていた。眠れない。多分3時半頃には台風は真上にいたんじゃないだろうか。今まで聞いたことがない音がする。なにか、風であおられているんじゃないか。

無知蒙昧

 海上自衛隊があの稚拙なラッパと共に上げ下げしている旭日旗が旧大日本帝国海軍の歴史をそのまま引き継いでいるのではないと主張なんかしたって、底が知れております。
 私はそれまで、戦前、戦中使われていたシステム、事象を戦後は大きな反省と共に、この国は刷新されたのだと思っていたのですが、忘れもしない、1972年に、海上自衛隊の艦船が修理のために係船されていたものを初めて見て驚いたのです。夕刻、その小さな船の船尾に掲げてある旭日旗にそれまで気がついていなかったのですが、そこへ水兵が出てきて、ラッパを口に当て、なるんだかならないんだかわからない、ヘタックソな旋律を吹きながら、その旭日旗をおろす様を呆れた気持ちで見ていました。いくらなんでも、あの旗をあのままにして、しかも、あのラッパの旋律までもそのまま継承して儀式を行っているとは夢にも思わなかったのです。旧大日本帝国海軍海上自衛隊は違うんだと思っていたのですが、そんなはずがなかったのです。自衛隊の始まりは警察予備隊だったといわれております。要するに、日本の軍隊を壊滅させたんだけれど、朝鮮戦争が勃発して、それどころじゃなくなった連合軍を補完する組織を復活させ、そのために、一度追放した旧軍人を大量に解除して海上自衛隊という名前の帝国海軍としたのでございます。
 あの旗を先頭に立てて、侵略をしたのは事実でございます。それを知りながら、オリンピックの会場で、それを使って応援することに何が文句があるのか、というのは盗っ人猛々しいというものでございます。なんの知性も感じることなぞできゃしません。恥を知らなくてはならないのはそういう感性でございます。この国の政府はもうとっくに、旧大日本帝国になろうとしています。バカです。