ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

睡眠

 昨夜9時すぎにねてしまい、気がついたら午前2時だった。

f:id:nsw2072:20191217031756j:plain:w360:left 昨日は近所の知人の個展が京橋であって、じゃ、ついでだから京橋のエドグランにある「京すし」でランチをしようと、宝町の駅からその個展の画廊の前を通っていくと、中央通りの手前で突然声をかけられる。こんなところで、誰かと思ったら、月島の洒落た小料理屋さんの女将さんだった。ちょっと複雑なんだけれど、「京すし」の先代が月島に住んでいて、その小料理屋さんを贔屓にしている関係で、私も何度かお邪魔してしたたかに酩酊した記憶がある。どうしてここに?とお伺いしたら、今京すしでお昼をして来たところだという。じゃ、まだやってんのね、と店にむかったら、手伝いに来た先代のかみさんが帰ろうとしているところで、もうネタがない、という。多分午後1時半を過ぎていただろう。じゃ、しょうがないと、エドグランの地下へ降りる。立ち食いの鮨屋は表にテーブルを出していて、外国人の家族が食べている。
 「京すし」と同様、かつてこの界隈に店を持っていて、エドグランができてから継続して経営をしている蕎麦屋があって、かつては入ったことがあったけれど、ビルになってから入ったことがなかった「山茂登」に入る。つれあいがまだ胃の調子が良くないという。彼女は卵とじ饂飩。私はもちろん天せいろ。どうも近頃は立ち食いではない蕎麦屋に入ったら天せいろしか食べていない。若干テンプラの揚げ方に、納得できないところはあるけれど、蕎麦は美味い。店頭に「新蕎麦」と書かれていて、レジ横に貼った紙には三種類、ふたつの産地の名前が記してあって、その一つが音威子府なのには驚いた。
 ところで、知人の個展だけれど、彼はもう既に日展に入選数回を数える実力者だけれど、大学では芸術学部の写真家だったはず。家業を次の代に任せる頃から油を描き出し、ぐんぐんと実力を現してきた。かつては自宅に電気釜を誂えて、しきりに陶芸に没頭していたという、多才な人だ。そういう人はなにをやらせても才能があるんだなぁ。