ほぼ足りてまだ欲 その先

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29日

f:id:nsw2072:20200229203632j:plain:w240:left どうしても、2月29日が落ち着かない。日頃ないからだろう。一日得をしたわけだけれど、コロナウィルスが怖くて、どこにも出かけられない。それをいいことに家で、ゴロゴロし、眠くなったら寝てしまい、目が覚めたら文化放送の「親父パッション」を聴いていた。
 伊東四朗の同級生にガキ大将がいて、日頃から人に暴力を振るっていた。長ずるに及んでクラス会に出たら、みんなが「伊東四朗」をちやほやする。するとその筋の人間になっていたそのガキ大将が「なぁにが伊東四朗だ、そこへ座れ!」とすごんだ。間髪を入れず先生が「こばやしくん!」といったら、そいつがすぐさま「ハイ!」といった。笑うよなぁ、その変貌。あっという間に子どもの頃に帰る往年のガキ大将。
 どこの学校のクラスメイトからも声がかからない私はきっと嫌がられていたということなんだろうなぁと、遠くを見る。今頃気がついてももう遅いんだよ。情けは人の為ならずってのはこの歳にならないとわからないんだけれど、この歳になって気がついてももう遅いんだよな。人生は残酷なんである。