FaceBookに掲載したものをこちらにも再掲載しておきます。
古井由吉が肝細胞がんのため亡くなったそうだ。82歳。(こちら)
ドイツ語の先生だった。
当時、かなり知られたテレビドラマ(タイトルを失念)のモデルになっていただったかで、その話を授業中にリクエストした記憶がある。あれはなんだったろう。古井由吉の役は確か前田吟ではなかったか。彼が「男はつらいよ」でブレイクする前だと思う。
この記事で又吉直樹が古井のことを「気さくに声を掛けてくださいました」といっているけれど、確かに50年以上経っている今でも、あの先生は随分気さくな対応をされていたなぁという想い出がある。考えてみれば、あの当時先生はまだ20代だったわけで、身近に感じられていたのかも知れない。
何しろもう一人のドイツ語の教師が、石頭で、私が授業中に一番前の席にされて、挙げ句の果てに寝てしまい、追試にされたことから比べると、あっけらかんとした授業だったかも知れない。
ドイツ語は好きになれなかったのだった。不真面目な学生だったから。あの頃、ちゃんとやっておけば良かった。
「獨協高校時代には古今亭志ん朝が隣のクラスだった(ウィッキペディア)」、には驚きだ。
その後彼は都立日比谷高に転校している。そんなことができたのか!?
先生、その節は失礼しました。