蔵前の「御蔵前書房」の前を通ったので、いつものようにちょっと覗いた。するとこれまで置いてなかった「東京人」が何冊か刺さっていた。とにかくこの雑誌は古本屋では「National Geography」と並んで必ずどこかに置いてある。
すると、1995年7月号 No.94「特集・東京の喜劇人」というのが見つかった。私が日本から離れた直後に出た号だ。だから見たわけがない。企画・構成:高田文夫だ。もちろん三木のり平から始まるけれど、大変にお若い伊東四朗のインタビューがある。そのあとになんと内藤陳が出てくるんだなぁ。1940年生まれ。エノケンの俳優養成所一期生だったそうだ。気がついた時、彼はトリオ・ザ・パンチで、ハードボイルドだどぉ〜!とやっていて、しつこくて嫌だった。他の二人を覚えていない。